広報活性化委員会の勉強会で金沢市役所を訪問しました。

高岩さんの案内で市長室の見学をさせて頂くことになっていたところ、たまたま丸口副市長がいらっしゃったので、急遽一言お話しして頂きました。

副市長から一言ご挨拶頂いてます

金沢市の行政に一番通じていると評判の副市長のお話しは、過去からの経緯も踏まえ、今金沢市が何を目指しているか、ということをよく理解できるものでした。

端的に言うと、金沢市は「交流都市」という構想のもと、陸海空のインフラ整備を推進してきて、今回の北陸新幹線開通でほぼインフラが整うので、人と情報の交流を推し進め、街の活性化を図っていく、ということでした。

「理念と経営」が机の上に・・・

二木副会長、すっかりその気です・・・

その後、市長室・会議場・議員控室を見学し、6時30分から勉強会を開始しました。

桑原さんのプレゼンが始まりました!

お話し頂いたのは、『金沢市経済局営業戦略部・プロモーション推進課』の桑原秀忠氏。営業戦略部もプロモーション推進課も今年度から新設された部署だそうで、高岩さんの提案を市長が取り入れてできたそうです。市政に「営業戦略」という概念を取り入れていく斬新さがいいですね。

桑原氏のお話しは、「北陸新幹線開業に向けた金沢市の取り組みと市民のおもてなし」と題して、大きく以下の3つのことをお話し頂きました。

  1. 世界から見たKANAZAWA
  2. 北陸新幹線開業に向けた取り組み
  3. 市民によるおもてなし

1番目の「世界から見たKANAZAWA」では、金沢市が観光都市としてどう評価されているか、金沢の建物がどんな賞を受賞しているかなど、市民として、とても興味深いものがありました。

一例をあげると・・・

■City people light アワード2011 日本初入賞(3位)

■ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン

三つ星:兼六園

二つ星:金沢、金沢21世紀美術館、武家屋敷跡野村家

一つ星:ひがし茶屋街、大樋美術館、長町、懐華樓、成巽閣、妙立寺、九谷光仙窯、金沢市老舗記念館

私達市民が知らないところで、市も様々な努力をしていたのですね。

特に印象的だったのは、フランスを始め欧州各国から金沢市に観光旅行に来られる方が意外に多く、年々増加していっているということ。欧州の観光客は長期滞在型なので、飽きさせない為に観光資源を今後も開発していくということでした。

「北陸新幹線開業に向けた取り組み」は本当に盛りだくさんで、ひとつひとつ詳細に聞くことは出来ませんでしたが、首都圏から入り込む客数として、なんと500万人を目標としていることで、プロモーション・イベントの企画や魅力あるツアー作りなど多岐に渡って取り組んでいるようです。

※実施計画の詳細を知りたい方はこちらのファイルをご参照ください===>実施計画

その努力の成果として、2015年にはユネスコ創造都市会議JC世界大会が金沢市で開催されることが決まったそうで、山野市長も大変楽しみにされているとか。

また、金沢市だけでは観光資源に限りがあるので、五箇山、白川郷、高山市と連携し「北陸飛騨三ツ星街道の旅」の交通の利便性を高める取り組みなどもしているということでした。

楽観的なことばかり考えているかと思いきや、ストロー現象や日帰り客の増加など、マイナス面の変化への危惧も勿論あるわけですが、そのマイナスを跳ね返した好例として九州新幹線の例が紹介されました。

九州新幹線の成功要因は、沿線の支線を充実させたこと、それぞれの地元の方々が「おもてなし」に自発的に協調し、新たなサービスを開発していったことの2点。

この成功事例をそのまま踏襲はできなくても、北陸新幹線の成否には、やはり来られるお客様を地元がどう受け入れ態勢を作っていくかということが大きく関わってくるということを考えさせられました。

私達金沢市民は、 なんとなく「北陸新幹線が開通したら人が増えて賑やかになるのかなあ」なんて思っていてはいけませんね。九州の方々のように、地元を活性化する為に自分ができることを考えていかないといけないんだと痛感しました。

この後の質疑応答は以下の通り。


道畑委員長は、最後のご挨拶で「関係ないと思っていたが、金沢へ来られる方におもてなしの心でお迎えしないといけないとの認識を新たにしました」とおっしゃっていました。

(伊藤美由紀)

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梶谷 : 企業側が出来ることをしていくという中では、行政側と話をして行かなければならないと思いますが、どこと話したらいいですか?

桑原 : 内容によって部署が変わると思いますが、アイデアがあったら私のところに来て下さい。

小林 : 先ほどから紹介された情報が北國新聞掲載のものが多かったが、中央各紙へリリースしていないのですか?

桑原 : そこは今非常に弱いところです。ニュースリリースは新聞社へ送って先方で選別されます。中央の新聞社とのパイプが弱く、今「東京営業戦略室」というものを作って、今まで省庁との連絡だけしていたところを金沢市の営業をしていく拠点として取り組んでいます。

黒田 : 自分が知らなかっただけなのか、今日のお話しは新鮮で金沢を知るのにとても良かった。地元の人にもっと知ってもらって金沢を好きになってもらうようにしたらいいと思うのですが。

桑原 : いろんなところで話してはいるのですが、こういうお話をさせて頂く機会をもっと作っていきたいので、お声を掛けて下さい。

乙村 : 高山へ行くと街を歩いている人が多く感じます。金沢はそこへいくと人の分布が点になっていて面になっていない。歩くことによって面になっていくのではないか?

桑原 : 金沢市の古地図を見ると、現在の道路と85%が重なります。古地図で街歩きするツアーというような企画も考えていて、街の中を人が回遊するように仕掛けて行きたいと考えています。

高岩 : 今「歩きたくなるような歩道の整備」ということも提案しています。浅野川の梅の橋のように、見たら用がなくても渡ってみたい、歩いてみたい、と思うような歩道を東山・兼六園・武家屋敷と連続的に整備することによって観光客の回遊性を高められるのではないかと思います。

山田 : 観光客が増えることによって東山近辺の駐車場不足と渋滞が深刻化するのではないかと危惧していますが、その対策は何か考えられていますか?また、フランスやスペインの客数が多い理由について分析されていますか?

桑原 : 駐車場の確保が大変難しい地域で、車でのアクセスを歩きや自転車へ転向していくようなことを狙っています。また、ヨーロッパの観光情報はフランス発が殆どなので、ミシュランの影響が大きいかと思います。その為、現在フランスに1名駐在員をおいてプロモーションイベントをしたり情報発信したりしています。

清水 : 対外向けのプロモーションを紹介して頂いたが、市民向けの情報発信の担当は別にあるのですか?

桑原 : どちらもプロモーション推進課で担当しています。これから市民向けのCMなども企画していく予定です。

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